「筋トレはフォームと重量どっちを重視するべき?」
「正しいフォームを覚えるためにはどうしたらいい?」
と、筋トレフォームのことでお悩みの方。
筋トレは重たい重量を上げ下げすることが目的ではありません。
一番大事なことは「効かせるべき筋肉にきちんと効いているか」です。
効かせるためには、筋トレを正しいフォームでやることが重要になります。
そこで本記事では筋トレはフォームと重量どっちを重視するのかについて詳しく解説していきます。
この記事を書いている私は、現役のパーソナルトレーナーで正しい筋トレフォームをお客様に指導しています。
正しい筋トレフォームを覚えることで、効率的に筋肉を鍛えることができます。
重量を重視してどんどん重さを上げていても、効かせたいところに効いていなければなんの意味もありません。
正しい筋トレフォームを覚えて、効率的に筋肉を鍛えていきましょう。
筋トレで、なによりも重視しなければいけないのがフォーム!
筋トレはフォームと重量どっちを重視する?
筋トレで重視するべきなのは、フォームと重量のどちらでしょうか?
結論からお伝えすると、重視するべきなのは正しいフォームです。
いくら重たい重量を持てたところで体全体を使って持っていれば、効かせたい筋肉には効きません。
正しいフォームで筋トレをするということは、効かせたい筋肉に100%刺激が入るということ。
そして、徐々に重量を上げたときに起こりやすい怪我のリスクを抑えることに繋がります。
無理な重量を扱ったとしても、可動域が狭くなったり全身を使って上げようとしてしまいます。
体を鍛えるための筋トレであるはずが、ただ重たい重量を上げることが目的になっていませんか?
最終的には、正しいフォームと高重量を求めていくことになります。
しかし、正しいフォームが習得できていないのに高重量を扱っても意味がありません。
まずは正しいフォームを習得するようにしましょう。
最初は正しいフォームが意識できる重量で筋トレをしよう!
正しいフォームで筋トレをする理由
効かせたい筋肉に効かせるため
筋トレを正しいフォームでやることで、効かせたい筋肉にしっかり効かせることができます。
例えば、ベンチプレスは大胸筋がメインに鍛えられる種目です。
正しいフォームで筋トレができれば、きちんと大胸筋に負荷がかかるはずです。
しかし、正しい筋トレフォームでできなければ、大胸筋に負荷はかからず肩や首に負荷がかかってしまいます。
フォームが少しでも乱れてしまうと、鍛えたい筋肉を鍛えることができません。
効かせたい筋肉にしっかり効かせるためにも、正しい筋トレフォームを覚えるようにしましょう。
種目ごとに効かせるべき筋肉があるので、正しいフォームを意識してしっかり効かせよう!
怪我のリスクを抑えるため
正しいフォームで筋トレができると、各関節に負荷が分散するので怪我のリスクを軽減することができます。
逆に間違ったフォームで筋トレをしてしまうと、関節が痛めやすい角度になったり部分的に大きな負荷がかかります。
その時は怪我をしなかったとしても、毎回間違ってフォームで筋トレをすると負荷が積み重なって怪我につながります。
筋トレで怪我をするときは、大体間違ったフォームで筋トレをしていることが多いです。
筋トレ初心者の方ほど、フォームを重視して筋トレをしなければいけません。
軽い重量しか扱えないのは全く恥ずかしいことではありません。
無理して重たい重量でやるのではなく、最初は軽い重量からフォームを意識して筋トレをしましょう。
正しいフォームで少しずつ重量を上げて、怪我がないようにしよう!
正しいフォームを習得するためのコツ
フォームに慣れるまで低重量高回数
正しい筋トレフォームを覚えるためには、フォームを意識できるような重量で筋トレをしなければいけません。
重たい重量でやってしまうと、フォームを意識する余裕が持てなくなるので軽い重量で筋トレをしましょう。
正しい筋トレフォームを覚えるまでは、20回できるくらいの重量で3セットやることをオススメします。
筋トレの基本は10回3セットと言われているのですが、それだと1日30回しかフォームの意識はできません。
初心者の方は一日でも早く筋トレフォームを覚える必要があるので、回数は多いほうがいいです。
さらに20回くらいできる重量であれば、フォームを意識して筋トレをすることができます。
20回3セットやれば正しい筋トレフォームを意識できますし、鍛えたい筋肉もしっかり鍛えることができます。
効かせたい筋肉に効かせることができるようになったら、少しずつ重量を上げていきましょう。
それまでは、20回3セットを目安に重量を設定しましょう。
筋トレを始めたての時は、20回3セットを目安に重量を設定しよう!
効かせたい筋肉を常に意識する
正しい筋トレフォームでできているかどうかは、自分では見えません。
唯一、自分で確認できる方法があるのですが、それが「効かせたい筋肉に効いているか」です。
間違ったフォームであれば、どんなに筋肉を意識したとしても効いている感覚はありません。
例えば、ラットプルダウンは広背筋という背中の筋肉を鍛える種目です。
もし間違ったフォームでやっていれば、広背筋に効いている感覚はありません。
自分が正しいフォームでラットプルダウンができているかを、広背筋に効いているかで確認しましょう。
もし効いている感覚がなければ、どうやったら広背筋に効くのかを意識してやるようにしましょう。
広背筋を使ってラットプルダウンをやるように意識すると、正しい筋トレフォームに近づくはずです。
効かせたい筋肉を常に意識することで、正しい筋トレフォームとのズレがわかってきます。
筋肉を意識することは、鍛えるうえでは非常に重要なことです。
鍛えたい筋肉を意識しながら筋トレをすることはすごく大事!
筋トレは重たい重量を扱うことが大切だと思っている人が多くいます。
扱う重量が増えていけばいくほど、筋肉量が増えていくことは間違いありません。
しかし、それは正しい筋トレフォームでできていることが前提の話です。
筋トレを始めたばかりの方は、重量を気にすることは全くありません。
筋トレで一番大事な「効かせたい筋肉に効いているのか」ということを意識しましょう。
そのためには、正しい筋トレフォームを習得する必要があります。
最初のうちは重量は意識せずに、20回くらいできる重量で3セットやるようにしましょう。
しっかり筋肉やフォームを意識して3セットできれば、すぐに正しい筋トレフォームは習得できるはずです。
正しい筋トレフォームが習得できたら、少しずつ重量を求めていくようにしてください。
筋トレはとにかく正しい筋トレフォームでやることが大事!
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