EAAとBCAAの違いは？筋トレにはどっちがいい？【プロが解説】

と、EAAとBCAAの違いがわからず、どっちを飲もうか悩んでいる方。

EAAとBCAAは成分が似ているので、どっちがいいか決められないという方も多いと思います。

BCAAはBCAAの良さがあり、EAAはEAAの良さがあります。

しかし、それではどちらがいいか決められないと思いますので、本記事でどっちがいいか結論をお伝えしたいと思います。

本記事で「EAAとBCAAの違い、どっちがいいか」について、詳しく解説していきます。

この記事を書いている私は、現役のパーソナルトレーナーで年間1,200セッションを担当しております。

よくお客様からも「EAAとBCAAってどっちがいいんですか？」と聞かれます。

そのときには、EAAとBCAAの違いを説明しながら、どっちがいいかおすすめするようにしています。

EAAとBCAAの違いがわからなければ、どちらにすればいいのかわからないと思いますので違いから解説していきます。

その上で、どっちがいいのかをおすすめしていくので、EAAとBCAAについて詳しく理解できるはずです。

EAAとBCAAのどっちがいいか納得して飲むためにも、ぜひ最後まで本記事をお読みください。

EAAとBCAAの違い

EAAとBCAAの違いは、入っている必須アミノ酸の種類が大きく違います。

EAAは必須アミノ酸が全て入っており、吸収率も早く効率的に栄養を摂取することができます。

必須アミノ酸は体内では作られないアミノ酸のため、食事やサプリメントから積極的に摂取する必要があるのです。

一方、BCAAは９種類ある必須アミノ酸のうち、３種類だけ入ってるサプリメントです。

３種類だけしか必須アミノ酸が入っていないのですが、その３種類が筋トレをする上で大切な必須アミノ酸なのです。

「バリン・ロイシン・イソロイシン」の３つは、筋肉を合成させるために非常に重要な栄養素です。

筋トレをするなら最低限どちらかを飲んだ方が、筋トレを効率的に進めることができます。

EAAとBCAAはどっちがいい？

EAAとBCAAの違いは理解できたと思いますが、どっちがいいのか悩む人もいると思います。

現役のパーソナルトレーナーである筆者が結論としておすすめするのは、「EAA」です。

その理由を詳しく解説していきます。

結論はEAAをおすすめします

EAAとBCAAのどっちがいいかは、結論としては「EAA」が非常におすすめです。

なぜなら、体内で生成できない必須アミノ酸が全て入っているからです。

必須アミノ酸を摂取することで、血中アミノ酸レベルを高めることができます。

血中アミノ酸レベルが高まると、筋肉を合成しようとする働きが高まるので筋肉が成長しやすくなるのです。

筋トレ前〜筋トレ中にかけてEAAを飲むことで、常に血中アミノ酸レベルを高い状態でキープできるのです。

必須アミノ酸は食事からでもとることができるのですが、筋トレ前に肉や魚を食べるのは無理があります。

そこで、水分でさくっと飲めるEAAを飲むことで、手軽に必須アミノ酸を摂取することができるのです。

BCAAを飲んだ方がいい場合

基本的には、筋トレ中にはEAAをおすすめしているのですがBCAAを飲んだ方がいい場合もあります。

それは筋トレ前の１時間〜１時間半前くらいに食事からタンパク質を十分に摂取した場合です。

１時間半前くらいに食事からしっかりタンパク質をとることができれば、筋トレ中には血中アミノ酸レベルが高まっている状態です。

その状態で、全ての必須アミノ酸が入っているEAAを飲まなくても、特に必要なBCAAを選択するというのも一つの方法です。

EAAよりもBCAAの方が安く購入できるというメリットもあるので、BCAAでいいのであれば金銭的にも楽ですよね。

しかし、筋トレ前の１時間半前くらいに毎回食事がとれるかといったらそうはいかないと思うので、EAAを飲む習慣をつけた方がいいと思います。

筋トレ中に飲むならEAAを摂取しよう

筋トレ中に飲むなら、EAAを摂取するようにしましょう。

EAAは必須アミノ酸の全てを含んだサプリメントなので、筋肉を鍛えたいという人にはおすすめのサプリメントです。

筋トレ中は多くのエネルギーを消費するので、体内のエネルギーが枯渇して筋トレで使っていない筋肉を分解しようとします。

筋トレをしているのに筋肉の分解が進んでしまうと、もったいないですよね。

筋トレ中にEAAをしっかりとっていれば、血中アミノ酸濃度が高まるので筋肉の合成力が高まります。

筋肉の合成力が高まった状態で筋トレができれば、筋肉を分解することなく効率的に筋肉を成長させることができます。

EAAとBCAAのどっちがいいか悩んだら、EAAを飲むようにしましょう。