「スポーツジムじゃなくて、ホームジムで筋トレしたい」
「ホームジムでコスパのいいパワーラックが知りたい」
と、ホームジムにパワーラックを置きたいという方。
自宅でのトレーニングは、器具がないと筋トレの幅が小さくなります。
パワーラックがあると、筋トレ効率の高いBIG3が安全にできるようになります。
しかし、パワーラックはいろいろなメーカーが出していて
失敗したくない、、、。どれを買えばいいんだろう?
と、悩む人は多いと思います。
そこで、本記事では「ホームジム用パワーラックのおすすめ5選」をご紹介します。
・ホームジム用パワーラックの選び方
・ホームジム用パワーラックのおすすめ5選
・パワーラックでできるおすすめの種目
この記事を書いている私は、現役のパーソナルトレーナーでホームジムでトレーニングをしています。
私もホームジムを作るときに、買って後悔はしたくないので相当悩みました。
同じような悩みをもっている方は大勢いると思いますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
おすすめのパワーラックは5つ!
ホームジム用パワーラックの選び方
ホームジム用のパワーラックで必ず見る必要がある点は2つあります。
①自宅における大きさか確認する
②耐荷重は足りているか
上記2つについて、詳しく解説していきます。
自宅における大きさか確認する
ホームジム用パワーラックの選び方一つ目は「自宅における大きさか確認する」ことです。
自宅におけるスペースがどの程度あるのかは、人によって違います。
せっかく買ったのに、全然置けないじゃん!ということがないようにしましょう。
バーベルを使う人はバーベルの幅だけではなく、プレートをつけるためのスペースも想定しておきましょう。
だいたい、バーベルの両端50cmくらいはスペースがあった方が良いと思います。
バーベルの長さが220cmだとしたら、横幅は320cmはとるようにしましょう。
また、忘れやすいですがパワーラックの高さは必ず見ておくようにしましょう。
ものによっては、200cmを大きく超えるものもあるので注意が必要です。
高さがギリギリになってしまうと、チンニングができなくなってしまいます。
20cmくらいは高さに余裕があるといいと思います。
耐荷重は足りているか
ホームジム用パワーラックの選び方2つ目は「耐荷重が足りているか」という点です。
耐荷重とは、そのパワーラックが安全に耐えられる重量のことです。
耐荷重が300㎏なら、300㎏のバーベルを置いても大丈夫ということです。
ものによっては、200㎏も耐えられないパワーラックがあるので、必ず確認して購入しましょう。
また、注意しなければならないのが耐荷重は「静止している重さ」ということです。
たとえば、ベンチプレス100㎏挙げたときに勢いよくラックに戻せば、100㎏以上の衝撃がかかります。
このとき耐荷重量が100㎏であれば、壊れるかもしれませんね。
耐荷重には、自分が扱う重量よりも50kg程度の余裕があると、安全に使えると思います。
本記事ではその2つを記載して、紹介しているよ!
ホームジム用パワーラックのおすすめ5選
ホームジム用のパワーラックでおすすめは3つあります。
値段もピンからキリまでですが、コスパと機能性のバランスを考えて3つを厳選してご紹介します。
①IROTEC(アイロテック) パワーラックHPM(9万円くらい)
②POWERTEC(パワーテック) パワーラック ブラック WB-PR19(15万円くらい)
③STEELFLEX (スチールフレックス) パワーラック(18万円くらい)
④TUFFSTUFF(タフスタッフ) パワーラック CPR-265(20万円くらい)
⑤BULL(ブル) パワーラック BL-PR(50万円くらい)
上記のパワーラックはホームジムで使うのであれば、十分だと思います。
もっといえば、パーソナルトレーニングジムで使われていることもあるので、耐久性は間違いないと思います。
では、ひとつずつご紹介していきます。
もっともコスパがいい「アイロテック HPM」←イチオシ!
ホームジム用パワーラックでおすすめする一つ目の商品は「アイロテックのパワーラック」です。
値段が手ごろで、今回ご紹介するパワーラックの中では最安値となっています。
安かろう悪かろうではなく、耐荷重が450㎏あるのでBIG3をやる上でも問題ありません。
唯一のデメリットといえば、塗装面が剥げやすくて傷みやすいことです。
特にトレーニングをやる上ではデメリットではないので、気にしない方はいいかもしれません。
高級感を求めていないのであれば、機能面や価格面でみてもアイロテックのパワーラックが一番かと思います。
サイズ | 奥134×幅116×高201cm |
本体重量 | 107㎏ |
耐荷重 | 450㎏ |
ワンランク上の高機能パワーラック「パワーテック WB-PR19」
ホームジム用パワーラックでおすすめ2つ目は「パワーテックのパワーラック」です。
黒を基調としたデザインなので、高級感があり気持ちも昂ります。
安全バーの金属部分の上に、一枚ラバー状の素材を付けているので傷つく心配もありません。
デメリットは、値段が高いことです。
値段が高いといっても、他にももっと高いパワーラックはあります。
しかし、「アイロテックのパワーラックHMP」と使い勝手はそこまで変わりません。
見た目と器具自体の素材をとるのであれば「パワーテックのパワーラック」が良いと思います。
サイズ | 奥129×幅127×高210cm |
本体重量 | 97㎏ |
耐荷重 | 454㎏ |
スチールフレックスのパワーラック
ホームジム用のパワーラックでおすすめ3つ目は「スチールフレックスのパワーラック」です。
「スチールフレックスのパワーラック」の一番の特徴は、バーベルラックの高さ調節が必要ないことです。
なぜなら、最初からバーベルラックが等間隔でつけられているので、任意の位置に置けるのです。
また、備え付けられているチンニングバーのバリエーションが豊富です。
リバースチンニングやニュートラルグリップでのチンニングもできるのは、うれしいですね。
唯一のデメリットは、土台の中央に補強するための板がついていることです。
ベンチプレスをやるときは、パワーラック内に移動させる必要があります。
そのときに、その板に乗り上げる必要があるので少し邪魔になります。
あとは、スクワットをパワーラック内でやるときに、板を踏まないようにやるので気を使います。
スチールフレックスのメリットと比べて、特に気にならない人は購入してもいいと思います。
サイズ | 奥139×幅120×高209cm |
本体重量 | 128㎏ |
耐荷重 | 350㎏ |
タフスタッフ社の最高級品質のパワーラック「CPR-265」
ホームジム用のパワーラックでおすすめ4つ目は「タフスタッフ社のパワーラック」です。
実際にトレーニングしてみるとわかるのですが、安全バーの調節って時間かかるんですよ。
バーベルラックも外して、高さをみて付け替えて、逆も同じように、、、、。
時間にしたら、レバー式と抜き差しするタイプは数十秒の違いだと思います。
しかし、セット毎に高さを変えていたら筋トレ時間もかかってしまいます。
安全バーとバーベルフックの調節が楽なだけでも、かなりストレスは軽減されます。
タフスタッフのパワーラックのデメリットは、耐荷重が他と比べて少ないことですね。
他のものは、最低でも350㎏以上はありますがタフスタッフは272㎏です。
しかし、デッドリフトを含めてBIG3で272㎏以上やる人はほぼいません。
品質、価格、使いやすさと比較したら、デメリットにはならないかもしれませんね。
個人的には、この「タフスタッフのパワーラック」はいずれ買いたいくらい品質はいいと思います。
サイズ | 幅130×奥145×高213cm |
本体重量 | 97㎏ |
耐荷重 | 272㎏ |
見た目・品質を徹底的にこだわるならBULLのパワーラック「BL-PR」
ホームジム用のパワーラックでおすすめ5つ目は「BULLのパワーラック」です。
とにかくフレームが頑丈で、安定感があります。
パワーラックの後方にはプレートを収納できるバーがついているので、無駄なスペースがありません。
また、フックの高さが8cm刻みになっています。
ひとつ高くすると高すぎる、ひとつ低くすると低すぎるといったことがなくなります。
さらに、バーには樹脂加工されていますので、バーベルがあたって傷がつくというのも少なくなります。
とにかく、値段が高い分だけ、品質は最高のものになっています。
ここまでくると、業務用じゃないかな?という気もします。
BULLのパワーラックのデメリットは、他のパワーラックと比べると値段が高いことです。
タフスタッフのパワーラックと比べると、2倍以上の値段がします。
そのかわり、傷がつきにくいように加工されていたりバーの高さ調節が細かくなったりしています。
最終的に本格的なホームジムを作るなら購入してもいいと思いますが、あえて買う必要もないかなと思います。
サイズ | 奥170×幅173×高 227cm |
本体重量 | 150㎏ |
耐荷重 | 表記なし |
大きな違いはないから、「アイロテックのパワーラック」がおすすめ!
パワーラックでおすすめの種目
パワーラックでおすすめの筋トレ種目は「BIG3」です。
・ベンチプレス
・スクワット
・デッドリフト
この3種目は、パワーラックがあるなら必ずやるべき種目です。
パワーラックは安定性もあり耐荷重もしっかりあるので、安全にBIG3を行うことができます。
環境が整っていなければ、BIG3をやることができません。
ホームジムでパワーラックも購入出来たら、BIG3をやって全身を鍛えるようにしましょう。
筋トレ初心者であっても、BIG3ができるのであれば絶対にやるべきです。
ホームジム用パワーラックは大きな違いはありません。
しかし、筋トレをやっていくと細かい使い勝手も気になってくるので、安すぎるパワーラックはおすすめしていません。
中には、5万円以下で買えるものもありますが、耐荷重が少なかったり不安定なものになります。
本記事でご紹介したホームジム用パワーラックは、どれも自信をもっておすすめしています。
最終的には、見た目の好みや予算できめるのが良いと思います。
ぜひ本記事を参考にしていただき、ホームジム用のパワーラックを購入してみてください。
ホームジム用パワーラックがあれば、筋トレが捗ること間違いなし!
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