グルタミンは筋トレの効果にどんな影響があるの?
おすすめのグルタミンを知りたいな。
と、グルタミンが筋トレに与える影響について知りたい方。
グルタミンは体内で一番多く存在しているアミノ酸で、非必須アミノ酸と呼ばれています。
体内で作られるのですが不足しやすいために、体外から積極的に摂取することがすすめられています。
とくに筋トレなど体に大きなストレスがかかるときに消費されるアミノ酸なので、筋トレをする人はぜひとも摂取したいサプリメントです。
しかし、グルタミンがなぜ筋トレ効果を高めるのかをあまり知られていません。
そこで、本記事では「グルタミンが筋トレ効果を高める理由」について詳しく解説していきます。
この記事を書いている私は現役のパーソナルトレーナーで、年間1,200セッションを担当しております。
自分自身も週5回筋トレをしていて、グルタミンを毎日飲んでいます。
グルタミンは数多くあるサプリメントの中でも非常におすすめで、筋トレをしている人にはぜひ飲んでほしいです。
筋トレ効果を高めてくれるサプリメントとして、おすすめします。
本記事を読んでいただければ、グルタミンが筋トレ効果を高める理由について深く理解できるようになるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
グルタミンは筋トレ効果を高めてくれる!その理由について解説していくよ!
グルタミンが筋トレ効果を高める理由
グルタミンが筋トレ効果を高める理由は主に3つあります。
・筋肉の分解を抑える
・消化管の機能をサポートする
・成長ホルモンの分泌を促進する
上記の3つについて、ひとつずつ詳しく解説していきます。
筋肉の分解を抑える
グルタミンが筋トレ効果を高める理由1つ目は「筋肉の分解を抑える」ことです。
グルタミンは、体内にアミノ酸として存在していて、体に大きな負荷がかかったときに大量に消費されます。
特に、筋トレをするときは体に大きなストレスがかかるので、グルタミンを大量に消費します。
そのときに、グルタミンが不足していたら筋肉を分解してグルタミンを作り出してしまいます。
体内にグルタミンが十分にあれば、筋肉の分解を起こすことが少なくなります。
グルタミンが不足する前に摂取することで、筋肉の分解を防ぎ筋トレ効果を高めることができるのです。
消化管の機能をサポートする
グルタミンが筋トレ効果を高める理由2つ目は「消化管の機能をサポートする」ことです。
グルタミンは小腸粘膜のエネルギー源になり、腸内環境を整えて腸の働きをサポートしてくれるのです。
小腸には絨毛(じゅうもう)というふかふかのカーペットのような突起があります。
この絨毛は、食事からの栄養素を吸収したりウイルスの侵入を防いだりする働きがあります。
グルタミンが不足してしまうとこの絨毛の働きが悪くなり、栄養素の吸収が悪くなったりウィルスの侵入を簡単に許すようになります。
つまり、免疫力が低下した状態になって風邪をひきやすくなります。
グルタミンは、絨毛(じゅうもう)を修復する働きがあるので、消化管の機能をサポートしてくれているのです。
免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、食事からの栄養を吸収できなくなったら筋トレ効果も半減します。
グルタミンをしっかり摂取して小腸の働きをサポートして、筋トレ効果を高めていきましょう。
成長ホルモンの分泌を促進
グルタミンが筋トレ効果を高める理由3つ目は「成長ホルモンの分泌を促進する」ことです。
グルタミンを摂取することで、成長ホルモンの分泌を促進することがわかっています。
成長ホルモンは、筋肉の炎症を抑えたり筋肉の傷を修復してくれる作用があります。
とくに睡眠の前にグルタミンを摂取することで、さらに成長ホルモンの分泌を促進することができます。
成長ホルモンは筋肉の成長には大切なホルモンなので、グルタミンを飲んで分泌を促進させましょう。
グルタミンを飲むことで成長ホルモンが分泌されて筋肉の回復を早めることができると、筋トレの効果を高めることができます。
グルタミンのおすすめの摂取タイミング
グルタミンを飲むことで最大限に筋トレ効果を高めるには、摂取タイミングにも気をつけなければいけません。
グルタミンのおすすめの摂取タイミングは2つあります。
①筋トレ後
②寝る前
この2つのタイミングについて詳しく解説していきます。
筋トレ後
グルタミンのおすすめの摂取タイミング1つ目は「筋トレ後」です。
筋トレをすると体に大きなストレスがかかるために、グルタミンを大量に消費します。
筋トレの後はグルタミンが体内で不足している状態なので、筋肉を分解しやすい時間帯です。
このときにグルタミンを飲むことで、筋肉の分解を抑えて筋トレの効果を高めることができます。
筋トレ後はグルタミンを飲むおすすめのタイミングです。
寝る前
グルタミンのおすすめの摂取タイミング2つ目は「寝る前」です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌しやすく、腸内も回復モードになっています。
成長ホルモンの分泌は筋肉の合成を促進しますし、腸内の環境は栄養の吸収に影響します。
寝る前にグルタミンを摂取することで、さらに成長ホルモンの分泌を促進して腸内の回復もサポートします。
寝ている間は体の栄養素が不足して、筋肉の分解が進みやすい時間帯です。
寝る前にグルタミンはおすすめの摂取タイミングです。
グルタミンの飲み方の注意点
グルタミンを飲んで筋トレ効果を高めるには、飲み方にも注意しなければいけません。
飲み方を間違えてしまうと、グルタミンの効果が半減してしまいます。
グルタミンの飲み方の注意点について詳しく解説していきます。
一気に飲み過ぎないようにする
グルタミンの飲み方の一番の注意点は「一気に飲み過ぎないようにすること」です。
グルタミンを大量に(15gなど)飲み過ぎてしまうと、腸内の浸透圧の関係で下痢を起こしてしまいます。
下痢をおこすと、腸内でうまく食事からの栄養を吸収できずに、すべて外に排泄してしまいます。
たとえば、筋トレ後にプロテインを飲んでタンパク質を補給しても、グルタミンを飲んで下痢を起こすとプロテインが無駄になってしまいます。
お腹が弱い人は、少量でも下痢になることがあるため、1回5gくらいから飲み始めてみましょう。
慣れてきたら少しずつ増やして、1回10gくらいをとれるようにしましょう。
グルタミンは吸収が早いので、一気に飲むと下痢になりやすいから注意!
グルタミンは筋トレ効果を高めてくれる人気のサプリメントです。
コンスタントに飲んでいれば、筋肉の成長をサポートしてくれるはずです。
本記事でグルタミンが筋トレ効果を高めてくれることは、しっかり理解できていると思います。
おすすめの摂取タイミングも実践していただき、筋トレの効果を最大限に高めてください。
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