筋トレ効果が高まる時間帯っていつ?
どのくらい時間をかけるのがいいの?
と、筋トレをやる時間帯や筋トレにかける時間について詳しく知りたい方。
体の調子は時間帯によって違うので、筋トレをする時間帯によっても筋トレ効果は変わります。
朝から夜にかけての時間帯で、一番筋トレ効果のでやすい時間帯があるのです。
そこで本記事では「筋トレ効果の高まる時間帯」について、詳しく解説していきます。
この記事を書いている私は現役のパーソナルトレーナーで、年間1,200セッションを担当しております。
私自身、筋トレを週5回ほどやっていますが、時間の都合が合えば筋トレ効果のでやすい時間帯で筋トレしています。
本記事を読んでいただければ、筋トレ効果の高まる時間帯について深く理解できるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
時間帯によって筋トレ効果が変わってくるよ!
筋トレ効果が高まる時間帯はいつ?
筋トレ効果が高まる時間帯は、結論からいうと「夕方~夜」の時間帯がおすすめです。
しかし、それぞれの時間帯にもメリットとデメリットがあります。
・夕方~夜の時間帯にやるメリットとデメリット
・朝の時間帯にやるメリットとデメリット
上記の2つの時間帯について詳しく解説していきます。
夕方~夜の時間帯にやるメリットとデメリット
筋トレするのに一番オススメの時間帯は「夕方~夜」の時間帯です。
なぜなら、朝ご飯と昼ご飯を食べて栄養が蓄えられて、少し消化されたくらいの時間が夕方以降になるからです。
夕方以降の時間帯に筋トレをするメリットは、体内の栄養が豊富にある状態なので筋肉の分解を防ぎながら筋トレができる点です。
また、体温も上昇しており一日の中で高い状態で筋トレができるので、怪我をしにくい点もメリットです。
夕方以降の時間帯に筋トレをするデメリットは、スケジュール管理が難しいことです。
例えば、仕事終わりの夕方に筋トレをしたいと思っていても、急な残業で筋トレができなくなることもあります。
また、飲み会に誘われてしまって断れずに、筋トレができなくなることもあると思います。
夕方は仕事の都合などで、スケジュールが合わなくなることが増えるので、その点はデメリットになりますね。
仕事の都合をつけやすい、疲れていても筋トレはしたい!という方は、ぜひ夕方以降の時間帯に筋トレをおすすめします。
朝の時間帯にやるメリットとデメリット
筋トレをやる時間帯を朝にするメリットは、疲労感がない状態で筋トレができる点です。
朝は一番リフレッシュな状態なので、メンタル的にも元気な時間帯です。
朝であれば「仕事で疲れたから今日は筋トレやめるか」なんてこともないですよね。
また、朝は運動パフォーマンスを向上させるホルモンの分泌が活発なので、その点もメリットになります。
朝の時間帯に筋トレをやるデメリットは、体が起きていないので筋力を発揮しにくいという点です。
人の体と脳は、起床後から4時間ほどできちんと働くようになっています。
朝起きてすぐに筋トレをすると、目は覚めていても体が動かず筋トレのパフォーマンスを下げてしまいます。
しかし、ダイエット目的で体を動かすための筋トレをしたいということであれば、低負荷のトレーニングであれば問題ありません。
夜は仕事でどうしても遅くなってしまうという方は、朝に筋トレをするのがいいかもしれません。
筋トレはどのくらい時間やるのがいい?
筋トレはどのくらいの時間やるべきかというと、「長くても75分以内」にしましょう。
目安は60分くらいで、長くても75分以内に筋トレを終わらせるようにしましょう。
なぜなら、体内の栄養素は無限ではなく、限りがあるからです。
筋トレを長時間続けることで、体の栄養素が不足してきて筋トレのパフォーマンスが低下してしまいます。
筋トレ中は食べ物からの栄養補給もできないので、筋肉が動ける時間にも限界があるのです。
その目安が大体60分くらいということになります。
なるべく最後まで筋トレのパフォーマンスが落ちないように、筋トレ前にプロテインを飲んで栄養補給をしましょう。
筋トレ中はEAAを飲んで、血中のアミノ酸濃度を高めて筋肉の合成力を高めましょう。
最後の60分まで最高のパフォーマンスで筋トレができるように、筋トレ前と筋トレ中の栄養補給も大切です。
どんなに長くても75分以内には筋トレを終わらせるようにしましょう。
長時間の筋トレが逆効果になる理由
筋トレはやればやるほど効果があるというわけではなく、長時間の筋トレは逆効果になってしまいます。
その理由は2つあります。
①筋肉が分解される
②疲労でフォームが乱れる
上記の2つの理由について詳しく解説していきます。
筋肉が分解される
長時間の筋トレが逆効果になる理由1つ目は「筋肉が分解される」からです。
体内の栄養素は限りがあるため、長時間の筋トレをすると筋肉の栄養がなくなってしまいます。
そのまま筋トレを続けると、栄養素を作るために筋肉を分解してしまいます。
どんなにしっかり栄養をとっていたとしても、エネルギーとして使えばなくなります。
エネルギーがなくなれば新しく体内で作ることになるので、筋肉の分解が進んでしまうのです。
筋トレをして筋肉を成長させたいので、逆に筋肉を分解させていたら逆効果になりますよね。
筋トレは長時間やると逆効果になってしまいます。
疲労でフォームが乱れる
筋トレを長時間やると逆効果の理由2つ目は「疲労でフォームが乱れる」ことです。
長時間の筋トレをやると、筋肉だけでなく脳まで疲れてきます。
体全体の疲労感もある中で筋トレをやることになるので、少しずつ筋トレフォームが乱れてきます。
正しい筋トレフォームでやらなければ、効かせたい筋肉にきちんと効かなくなります。
また、怪我のリスクも高まるので、フォームが乱れる状態で筋トレをすると逆効果になります。
疲労感で少しでもフォームが乱れてきたと感じたのであれば、その日の筋トレは終えるようにしましょう。
筋トレは正しいフォームでやらなければ、効果は半減します。
フォームを意識できる範囲で筋トレをするようにしましょう。
筋トレはやった分だけ筋肉がつくわけじゃない!
筋トレにおすすめの時間帯は「夕方~夜」にかけてですが、一番は自分のライフスタイルに合わせることが大事です。
仕事が忙しく夜の時間帯に筋トレができる状態じゃなければ、朝に筋トレをやりましょう。
朝の時間帯はどうしても早起きできないという人は、夕方に仕事のあと筋トレをしましょう。
自分の生活に合わせて、一番継続しやすい時間帯を選ぶのが一番です。
筋トレは継続するのが一番筋肉が成長する方法です。
メリットとデメリットを見ながら、自分に合う筋トレの時間帯を見つけてください。
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